バックのトランペット　180ML72☆、セミアーリーエルク期の個体です。 至る所に修理跡やハゲがあります。 支柱と指かけの部分にハンダのフラックスが焦げた跡もついています。 この部分は焼きなまししています。 正直、お世辞にも見た目は良いとは言えません。 写真より実物の方がヤレているかもしれません。 ただ、めちゃくちゃ鳴ります。 リードプレイヤーから好まれるセッティングとよく評されていますが、全くその通りでこのセッティングでしか出ない音があるように思います。 焼きなましもかなり効果がありました。 また反対にマウスピースとの組み合わせで柔らかい音も非常に出しやすく、かなり表現の幅が広い印象です。 CORPORATIONベルで72☆はかなり珍しいのではないでしょうか。 肝心な気密性に関しては問題なく、先日まで実際に仕事で使っていました。 オーケストラ、吹奏楽、レコーディング、ビッグバンドなどいろいろ使っていました。 ライトウェイト仕様ですが1060gあり、ゴリっとした感じから72特有の抜けやかなハイノートまで自由に演奏できます。 普通のバック37とは全く違うキャラクターです。 出品にあたり楽器店に点検を依頼し、コルクなど交換済みです。 ケースなし。マウスピースなし。 お互いの認識違いでのトラブルは避けたいので、できる限り追加写真の対応等いたします。 お気軽にご相談ください。